ジスホシにハマっちゃった話

 

 

2019年6月中旬、私のオタ活に大きな転機が訪れた。

 

 

 

 

まずはじめに私がセブンティーンにハマったきっかけから話し始めたい。

小学校低学年の頃、近所に引っ越してきた同級生がいた。その同級生は何をどう知ったのか韓国のアイドルが好きで、広く浅くというタイプではあったが本当にたくさんのアイドルグループを知っていた。中学に上がってからも彼女のKPOPへの熱は冷めず、そんな彼女のイチオシグループはSEVENTEENという17人組のボーイズグループだった。話を聞くとまだデビューしていない少年たちらしく、中には自分より年下のメンバーもいた。当時大型グループとして話題になったエクソが売れ始め、その波に乗るように次々と大型グループがデビューしていたので、私には「人数が多ければいいってもんじゃない」と大型グループへの否定的なイメージがあった。そして中学生だった幼い私には男性グループを推すことに対する偏見や戸惑いがあり、男性グループにはまらぬよう心に壁を作っていた。そんなことがあったために私の中学時代は男性グループを好きになることなく、少女時代やAPINKなどの女性グループを中心に推していた。

ずっと一緒に過ごした親友と別々の高校に進学し、半年以上経ったある日親友からラインが届いた。

 

『お願いだからこれ見て。ヤバイ』

 

文章と同時に届いたURLはyoutubeのもので、彼女が中学生の頃に激ハマりしていたセブンティーンのマンセだった。登下校時にいつも語っていたのを思い出して、またかと思ったが、今まであった男性グループへの偏見が薄れてきていたこともあって素直な気持ちでそのMVを見ることができた。過去に「この中なら誰が好き?」と聞かれた時に答えたメンバーを見つけられるか見つけられないかくらいだったし、4人くらい同じ顔がいるとも思ったが、なによりも曲が頭から離れなかった。そんなことからセブンティーンというグループに対する興味が芽生えた。CDを買ったり、たまにツイッターのリア垢で SEVENTEEN 조슈아 と検索する程度だった熱意は今や現場が無くては生きていけない()ほどまで大きくなった。

 

 

そして2015年からずっとジスペンだった私に二推しができたきっかけがある。

 

 

 

その出来事は2018年2月のカラットランド渡韓で起こる。この渡韓は私にとって初のセブンティーンの本国の現場となり、二推しが爆誕したものでもある。

死ぬ物狂いでチケットを入手したカラットランドを終え、友達と真冬の韓国を練り歩いていた時だった。「セブンティーンに遭遇するまで帰れま10」などと冗談を言っていたのだがまさにその冗談が現実となる。向かいから厚着をした二人組とそれを追いかける女子たちがやってきて横を通り過ぎた。当時のソウルは体感-20℃。通り過ぎた相手が誰なのかなど気にも留めなかったが、一緒にいた友達がその女子たちに「あの人誰ですか?」と尋ねた。

 

 

 

 

 

 

 

SEVENTEENのホシくんとバーノンくんです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだって?

 

 

まさかの出来事に動揺を隠せず友人(亀)は飲んでいたキャラメルマキアートをコートにこぼしたほどである。動揺のせいか寒さのせいか(後者)震えが止まらなくなった私たちは、お店から出てきたホシくんとバーノンちゃんに「コマプタファイティン サラゲヨ〜」と号泣しながら(私だけ)指ハートをぶちかます。ニッコニコのホシくんが「コマプタ〜ハハーッ」と指ハートを返してくれたところで私の涙腺の限界がプツンと切れた。まさかの出来事だったのだ。この渡韓までに数回渡韓経験はあったし、芸能人と遭遇したこともあったが推しグルのメンバーに遭遇するのは人生初。出国当日に携帯がぶっ壊れる等のハプニングを乗り越えてのその日だったのもあってメンタル的にも崩壊して()自分でもびっくりするくらい泣いてしまった。ここまで号泣し始めるキモオタに出会ったことがなかったのだろうか、バイバイしたはずのホシくんが何度も何度も振り返ってこちらを見てくれた(気がした)(出た〜自分の都合のいいように解釈するやつ〜)(オタクあるある)

 

 

 

ホシくんって、道端で遭遇して号泣し始めたキモオタゴリラにも優しいんだ…………(心の声)

 

 

 

遭遇して号泣しただけの正直恥ずかしいエピソードではあるが、この出来事が私がホシくんを二推しとすることになったきっかけである。

 

 

それから行われたSVT、イルデショケ、IDEAL CUTソウル、埼玉、アンコールコンサートなどなど、ほぼ全ての公演でじょっしゅとホシくんのうちわを買ったりトレカをコンプしたり…それぞれ単体で推していた。

 

 

 

ここで本題である私のオタ活の"転機"について話を戻す。

 

 

6月15日、ホシくんが24回目の夏を迎えた。沖縄でヒーリングした彼が行ったセンイルVliveで言っていた一言が大きなきっかけとなる。

 

 

「同室はシュアヒョンです。海外に行くと一緒のことが多いですね」

 

 

確かにロスに行った時も日本来た時も同室だったなぁ(心の声2)

 

そう思い過去のじょっしゅとホシくんのエピソードや写真を漁った。

 

 

 

 

 

 

おぃいいいいいシャブじゃねぇかぁああああ(心の中の坂田銀時)

 

 

 

 

今まで二人を単体で推していたけど、なぜカプとして推していなかったのか謎で仕方なくなるほど二人の絡みが可愛いことに気がついた。じょっしゅとホシくんをそれぞれ単体で追っていたわけだから、当然二人の絡みを見て湧いた過去もあったがこの二人をカプとして推そうとは思ったことがなかった…がとんだ失敗だった。

正直、4年間ずっとジスペンできたから推し変することはないと思っていたし、まさか自分がカプ推しする未来があるなんて想像もしたことがなかったけどこれがこれがまあシャブなんだ。何てったって、推しと推しが絡んでんだ、そんなの大好きに決まっているし、推しが二人いる時点でハッピーは2倍なのにその大好きたちが絡んでるとなったらハッピーが2倍とかの話では済まない。

 

こうして私は見事にジスホシという新しい沼に足どころか頭の先っちょまでどっぷり浸かることになる。

 

 

 

そして何てったってジスホシの良いところは多様性にある。

 

 

 

 

アメリカで生まれアメリカで育ったじょっしゅにとって儒教が浸透した韓国の上下関係の厳しい文化というものは適応するのが難しいものだったと思う。今こそほぼ全員タメ口のセブンティーンだが、最年長組であるじょっしゅに時に弟らしく(ここ重要)、時に同い年の友達のように接するメンバーはホシくんただ一人なのではないだろうか。フレンドリー大国アメリカで育ったじょっしゅの気さくさから、友達のように同等の立場で接するメンバーが多い中、同様に同い年の友達のように接し、それにプラスして弟らしく甘えたさんするメンバー、ホシくん以外におるか?!?!(ジスホシフィルターかかりまくりの超主観です)

 

一人っ子だし、兄弟が欲しいと思ったことが仮にあったとして、「シュアヒョン」と甘えて慕うホシくんを本物の弟と思ったことがあっただろうし(勝手に断定)、そんな彼が可愛くないはずがない絶対に可愛い。いや実際ベクトルは逆だが、ホシくんはローリングペーパーでじょっしゅに対して「実の兄」と表記している(4周年記念カクテルパーティ参照)(レポートか)

そしてオンオフの切り替えが激しいホシくんにとって、おふざけにも付き合ってくれて、落ち着いていたいときは静かに横にいてくれるようなじょっしゅは一緒にいて居心地がいいのではないか…(………とここまでジスホシについて語りましたが全て私の見解であり、ほんとのとこはどうなのか知らん)

 

年の差があまりない兄弟って友達みたいにじゃれ合うこともあれば弟が兄に甘えることもあるし、時に弟がお兄さんぶることもあるっていう美味しい関係なイメージなんだけどジスホシがまさにそれだもんな…………(唸)

 

そしてハイファイブをしたがるじょっしゅを受け止めてくれるのはいつもホシくんである。他のメンバーが見逃しがちなそれもホシくんは拾ってくれる(ARIGATO)

Vライブなどで誰か喋れていないメンバーがいた時に〇〇はどう?と振ってくれるメンバーもホシくんである(もちろん他のメンバーも気にかけている)そしてその対象になりやすいのはじょっしゅである(拍手喝采スタンディングオベーション)(本当にありがとう)

 

このように兄弟らしくもあり、友達らしくもあるこの絶妙な関係のジスホシがめちゃめちゃクるのである。

 

「ジスホシは多様性がある」この言葉に尽きる。

 

 

ジスホシという新しい沼に浸かった私は今、セブチを好きになったばかりの時と同じ、何もかも新鮮でみずみずしくてフレッシュな感覚をまた味わっている。どこか懐かしいこの感覚が最高に気持ちいいし、毎日新しい発見があって楽しい。

とりあえず目先の目標として、8月末から始まるツアーを通して目を鍛えたい。今までコンサートではじょっしゅばかりを見ていて他のメンバーまで目が回らなかったので、その範囲を二人にまで広げたい。きっとこの夏は新しいコンサートの楽しみ方を感じれると思う。

 

 

 

 

 

そして過去の私に伝えたい、お前は2019年6月以降とんでもない幸せを授かるぞ、と。

 

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